卒業…息子の受験物語✨

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卒業…息子の受験物語✨

今日は、スイーツとは関係ないお話です。もしご興味なければスルーして下さい💦

我が家の長男が、中学校を卒業しました。この春、第一志望の県外の高校に進学します。その学校を受験したいと息子が言い出した時、「あなたがやりたいと思う事は応援してあげたいけど…本音はまだ手放したくない」と、正直に伝えました。高校卒業で出て行くのは仕方ないけれど、まだ15才。しかもこのコロナ禍で、県外なんかに行ったらもう帰って来られなくなるかも…。

でも、その学校の偏差値と倍率を調べた私は安心しました。「良かった、うちの子、無理だ💦」その時点でのに息子の成績では到底無理で、3倍以上の点数にならないと…という感じ。それこそ雲を掴むような話でした。

しかし息子は諦めませんでした。寸暇を惜しんで、机にかじりつくように勉強しました。家にいる時間、食べる・寝る・風呂以外はほぼ勉強していました。

担任の先生に聞いたのですが、休み時間も誰ともしゃべらず、給食も単語帳を見ながら食べていたと。

中2まで勉強を全くせず、クラスでも笑いを取りたがるタイプだった息子の豹変ぶりに、周りの友達は「おまえ、どうしちゃったの?」と冷やかしました。でも息子は、誰に何を言われようが、自分はやるんだという態度を貫いた結果、誰も何も言わなくなり、最後は応援してくれるようになったそうです。

テストの度に自己新記録を更新し、5教科で最初の点数の3倍近くまで本当に上げてきました。
それでも、合格するとはとても思えませんでした。
福井からは、毎年10数人受けて1~2人しか入れないと聞いていたし、完全に「チャレンジ受験」と思ってました。これで成績アップして、県内の○○高校あたりに入れたらラッキーくらいに思ってました。

ところが、息子は、合格したのです。本当に、雲を掴んでしまいました。

心の準備が出来ていなかった私は、嬉しくて、でもさみしくて、合格発表からだいぶたった今も気持ちが揺れています。

小さい時から、同じ年の子が出来ることをなかなか出来ない、手のかかる子でした。
それなのに、この一年でダッシュで階段をかけあがり、もう私の手の届かないところへ旅立とうとしています。

笑って見送るなんて到底無理だけど、彼が自分の力で掴み取った道だから、これからもそっと見守ろうと思います。
春からは寮に入り、厳しい勉強についていかねばなりません。息子の猛勉強は今も続いています。

私も、息子に恥じない母であるよう、自分の道を頑張って歩いて行こうと思っています✨